注文住宅を建てるために必要な費用は、土地の購入費用を除くと、大きく分けて本体建築工事費、別途工事費、諸費用の3種類に分けられます。これらのうち、本体工事費用というのは、建物本体を建築するために必要となる費用のことで、一般的には土地を除いた注文住宅の購入費用の割70パーセント程度を占めるケースが多いと言われています。この本体工事費用に含まれるのは、基礎工事・木工事・内外装工事といった各種工事にかかる費用に加え、エアコンなど設備設置にかかる費用や設計料などです。2つ目の別途工事費は、付帯工事費とも呼ばれるもので、建物以外の部分の工事にかかる費用です。
注文住宅の購入費用の10パーセントから15パーセントほどを占めるケースが多いのですが、その金額は建築会社の実績や料金設定によって大きく異なります。この別途工事費に含まれるのは、外構工事にかかる費用や水道管・ガス管の引込み工事費用、照明・エアコン・カーテンなどの購入や取り付け費用などです。3つ目の諸費用は、その名の通り、建物や建物まわりの建築工事以外に必要となる費用で、全体の費用の5パーセントから7パーセントほどとなります。思ったよりも大きな金額になるケースが多いので、本体建築工事費と別途工事費で予算を使い果たしてしまわないように注意しなければなりません。
諸費用には様々な費用が含まれますが、中でも大きいのは登録免許税や不動産取得税、固定資産税などです。注文住宅のことならこちら
Leave a Reply