注文住宅をローコスト住宅で建てるときのポイント

注文住宅の家を建てる場合、土地を持っていない人は土地の購入費用なども用意しておく必要があります。土地に多くの予算を投入すると家が小さくなってしまうけれども、住まいの場所は利便性や安全性など多方面で考えて選ぶ必要がありますので、全体的な予算を5、000万円とした場合などでは4、000万円を土地の購入資金にして、残りの1、000万円を注文住宅の資金にするなど、土地は全体の約8割、建物は2割といった考え方で行う人が多いようです。ただ、1、000万円の家を建てるといっても、30坪の総床面積の場合では坪単価は約30万円、40坪の家にすると坪単価は25万円など、とても注文住宅では建てることができない金額になりがちです。しかし、ローコスト住宅を利用するとこのような坪単価の家を建築できるメリットがあります。

無駄なものを排除したり、宣伝広告や人件費など経費を節約することで、1、000万円以下で注文住宅の家を建てることも可能です。建物本体は、可能な限り建材を安いものを使う、内装に利用するクロスや水回りの設備も安価なものを使うなどグレードを下げた形で良いものを使うなどの工夫が行われます。ローコスト住宅はハウスメーカーが得意にしているのですが、大手のハウスメーカーは全国に拠点があるので全国規模で供給を可能にします。これにより、工場では大量生産ができるのでコストダウンにも良い影響を与えていると考えられます。

生活するために欠かせない設備が整っている、必要以上に豪華な設備や備品を使わない、家族が安心して暮らせる住まい、これがローコスト住宅の特徴です。