注文住宅は自由設計が特徴です。施主の希望に合うように設計してもらえます。昼間でも蛍光灯などの室内照明を使用しなければならない住まいは、光熱費が高くなりがちです。昼間は窓からの自然な明るさを取り入れられると、光熱費の節約効果が高まります。
窓からの自然な明るさは外光と表現されることが多いので、注文住宅の設計で相談できる機会には外光を取り入れたいと申し出ると良いでしょう。外光を効率よく室内に取り入れられるようにすることは採光性と呼ばれています。注文住宅は設計に工夫すると採光性を高めることができます。再構成を高めるポイントは吹き抜けと天窓です。
吹き抜けは、一階と二階を連続させて高い天井の空間を生み出し、二階に相当する高さの窓からの自然な明るさが、一階の床まで明るくしてくれます。晴れた日に限らず、曇天であったとしても昼間の自然な明るさは室内を十分に明るくしてくれます。採光性に注目することで光熱費の節約効果だけでなく、害虫予防やカビ予防にも効果的です。採光性が得られる窓からの日光に含まれる紫外線で、自然に殺菌できるからです。
紫外線を避けたい場合は、UVカットの窓ガラスを施工してもらいます。吹き抜けも天窓も建売分譲住宅で施工されていることがありますが、注文住宅の場合は、きめ細かな設計と施工が行われます。天窓は砂埃が枠外に蓄積すると開閉が固くなりますので、無理して力を入れて開閉すると破損してしまう可能性があります。注文住宅を取り扱っている工務店の定期メンテナンスで天窓を屋根側から点検してもらうと、破損予防に効果的です。
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