マイホームは多くの人々が憧れるもの、希望通りの家を建てたいけれども予算が足りないといったケースは多いのではないでしょうか。令和元年に国土交通省が住宅市場動向調査を行ったところ、住宅購入資金の平均価格は一戸建ての注文住宅で4、615万円、分譲戸建て住宅が3、851万円、中古戸建住宅が2、585万円であることが分かりました。いずれも全国平均になるので都市部などの場合は、これら金額を上回ることが予測されることを理解しておきましょう。多くの場合が頭金を用意するものの、頭金だけでマイホーム購入は難しいため大半が住宅ローンを利用する形になり、収入に応じて毎月の返済計画を立てるものの完済までには数十年の長い歳月が欠かせません。
毎月の収入の中から生活費を削減して返済を続けることになるわけですが、マイホーム購入そのものは年々困難になっている昨今では、生活の質を向上させる目的で購入よりも賃貸を考える人も少なくありません。しかし、注文住宅は土地を所有できるので将来的にも資産を残せるメリットがあります。土地を購入してローコスト住宅を利用して注文住宅を建てる、このような方法で家づくりを行うことで住宅購入資金の平均価格よりも費用を抑えられる可能性も高まります。ちなみに、ローコスト住宅と聞くと品質があまり良くないなどのイメージを持つ人も多いかと思われますが、品質はそのまま無駄なコストを省いて建築費を抑えた住宅の総称です。
価格を下げることができる理由はいろいろな要因がありますが、建物本体の建材や設備はもちろん、販売に必要なコストおよび人件費などを削減するといった企業努力が一番の要因になります。
Leave a Reply