注文住宅では思い切ったデザインで設計してもらうことも可能です。将来的に親世帯との同居を考えているのであれば、二世帯同居住宅としても応用可能な住まいに施工してもらいましょう。二世帯同居住宅にも応用できるようにするには、バリアフリーがポイントになります。二階建てならばエレベーターの設置も良いのですが、エレベーターを設置すると面積が取られてしまいます。
階段で転倒防止をするのには手すりの設置が効果的だと知られていますが、吹き抜け空間に施工することで見通しが良くなり、階段に対する苦手意識を軽減させる効果に繋がります。注文住宅であれば容易に設計できるのが、玄関の吹き抜けであり、吹き抜け空間に一階と二階を結ぶ階段を設計してもらいます。注文住宅だからこそ実現できるもののひとつが、一般的に必要とされている以上の広さを確保して玄関を施工するスタイルです。一戸建て住宅における玄関の面積の割合は、ある程度が決まっていますが、そこを敢えて広く確保することで、広々とした吹き抜け空間に仕上げられます。
吹き抜け空間は採光性に優れているので、朝の日の出から、夕方の日没まで明るい屋内になります。玄関内が明るいので、段差にも注意しやすくなります。広い玄関は、買い物の荷物を一時的に置くのにも、宅配などの荷物を受け取るときにもスムーズです。部屋を広くするだけでなく、玄関や吹き抜けを広くする発想をしてみると、動きやすくて見通しの良い空間が生まれます。
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